誰か結婚しないかな‥‥

2010年12月4日(土)
先月に続いて連員同士の結婚式がありました。そしてまた披露宴の余興として、ほおずき連が阿波踊りを披露しました。
この余興は参列者には秘密でした。つまり「サプライズ阿波踊り作戦」だったのです。

「さてここで新郎新婦のお二人にはお色直しのためにしばし退席をお願いします。その間ご列席の皆様はどうぞお食事とご歓談をお楽しみください」
この司会者の声が作戦のスタートの合図だ。
新郎新婦は披露宴会場から退場し、ほおずき連控え室に飛び込み、素早く着替え・着付けを行う。
10分後には再入場しなければならない。

1.入場
※披露宴会場の後方は背の高い樹木の鉢植えがたくさん置かれていて、あたかも森の様相を呈しているので、私たちはこの計画において「森」と呼んでいます。
・鳴り物部、会場後方扉から侵入し「森」で待機。ここにいる限り会場内の参列者からは我々は見えない。
・ほかのメンバーは廊下に待機。
・司会の案内「さて新郎新婦、お色直しの入場です」で、鳴り物がイントロをスタート。
・新郎(提灯踊り)と新婦(女踊り)が後方扉から踊り込み、森から会場中央に向かって二人並んで流していく。鳴り物も続く。

※つまりお色直しとは阿波踊りの衣装への着替えであったというわけなのです。

・鳴りもの、組踊りスペース後方に左右一列に並ぶ。
・新婦、踊りながら「やっとさー!」
・廊下に待機中の踊り手たち、ドアを思いっきり引き開けて「やっとやっと!」と踊り込む。

2.密集→挨拶
・踊り手たち、踊りながら後方へ集まる。
・鉦の合図でジャングルビート。踊り手たち操られるように密集ジグザク踊りを始める。
・ジャングル2コーラス終了で全員ポーズ。
・連長あいさつ。
・組踊りに備えて踊り手たちは左右に分かれる。

※会場後方の組踊スペースの周囲は列席のお客様たちがびっしり押し寄せていました。

3.組踊り
・新郎(提灯踊り)と新婦(女踊り)ともう一人の提灯踊りによる奴踊り。
・団扇踊りシスターズの完全一致高速踊り。
・女踊り7名の踊り
・提灯踊りチーム、蓮根バージョン。
・全員乱舞
・エンディング「ほおずきレジェンド」。
・副連長あいさつ。
・全員「ありがとうございました」

4.退場
・鳴り物2拍子開始。踊り手たち、踊りながら横のドアから退場。
・鳴り物、鳴らしながら後方へ消える。森の中で鳴らし続ける。
・新郎新婦、後ろのドアから退場。
・鳴り物終了。後ろのドアから退場。

以上。

祝う者と祝われる者が一丸となって踊る幸福感が満ち溢れ、素晴らしい一時を過ごすことができました。
参列した方から、「阿波踊りを初めて見たけどすごい迫力でした」という声をいただきました。
結婚披露宴はすばらしい!また踊りたい。誰か結婚しないかな‥‥。
(じつに)