遠慮なく助けを求め合える

4月6日月曜日、吉川なまずの里マラソンを完走したその翌日に、引越しをした。
10年住んだ賃貸マンションから近所の別の賃貸マンションへ。
引越し業者とは、2トントラック2台で運ぶが積みきれなかったものは残すという契約にした。大きい家具を優先的に運べば、残った荷物は台車何往復かすれば近所だし何とかなるだろうという見込み(車は持ってない)。トラックをもう1台増やすとすごい金額になってしまうから。


だが甘かった。ものすごくたくさん残った。部屋を明け渡す5日後(土曜日)までに完全に空っぽにしなければならない。引越し業者に追加で頼むのは費用的にきつい。でもあと数日間で手で運ぶのは到底無理だ。困った。


火曜日、ほおずき連の会長に電話で相談してみた。
「幌つきのトラックがあるから貸してやるよ」
やった! 土曜日に貸していただくことにした。会長自身はその日用事があるから、連長に運転を頼みなさいと言ってくれた。
さっそく連長に電話してお願いしてみた。
「いいよ。土曜の朝10時ね」
ありがたい!


翌水曜の朝、電話で叩き起こされた。会長からだった。
「土曜日、副連長も手伝いに行ってくれるって。ほかの人にも頼みな」
会長が手を回してくれたのだ。その日のうちにあちこち連絡して人を集めた。


土曜日の朝、ほおずき連の屈強の男たち5人と子供1人が集結。彼らはまだ乱雑に残ったものを、ゴミと仕分けたり、段ボールに詰めたりしながら、がんがん運び出した。力強い!


約2時間で旧居は空っぽになり、2トントラックにびっしり積み込まれた。


新居に移動し、その荷物を部屋の中央にうずたかく積み上げた。約1時間で搬入は完了した。


引越しはこれですっかり終了!
なんという手際のよさ! 


それからみんなで和風ファミレスとんでんに行って、お疲れ様の昼食会。


夜会長にお礼と報告の電話をした。
「どうだい! ほおずき連ってすごいだろ!」と会長は息巻いた。「遠慮なく助けを求め合えるいい雰囲気があるんだよな」。
まったくその通りだと思った。
(じつに)