モチベーション・メーター振り切れましたよ

★見学者
2月15日(日曜日)の練習に、小さい女の子を連れた女性が見学にいらっしゃいました。よろしかったら踊ってください、と声をかけたら、華麗な女踊りを披露してくださいました。若いにも関わらず、こちらに引っ越して来る前、長年東京(&徳島)で連に所属して阿波踊りに取り組んできたベテランだったのです。
そうとわかれば、女踊りメンバーたちは教えを請います。誰からでも学ぼうという柔軟で真摯な姿勢もたいしたもんだと思いますよ。
見学者さん、また来てくれるといいですね。

★メリハリ
3月29日の板橋区蓮根桜まつりに向けて、組踊りの練習に熱が入ってきました。
団扇ソロ、扇子姉妹、提灯5人組など、それぞれのユニットが構成を練りながら踊って行く。鳴り物は踊り手たちの注文を聞きながら、テンポや音量やリズムパターンを決めて伴奏していく。
会長から、鳴り物にもっとダイナミックな変化を求められました。踊りの動と静、手さばき足裁きを敏感に感じながら叩け。大太鼓は時には完全に音を消せ。ここぞというときに激しく叩け、と。
すると鳴り物が見違えるように豊かになりました。そして踊りにも、よりはっきりとメリハリが感じれるようになりました。相乗効果ですか。

★『風が強く吹いている』
さて、蓮根桜まつりの翌週の吉川なまずの里マラソンにエントリーした「陸上部」のメンバーは、各自のペースで走りこみをしている今日この頃です。
モチベーションを上げるために、三浦しをんの小説『風が強く吹いている』を読みました。たった10人で箱根駅伝に挑戦する大学生の話です。
箱根駅伝ってのは、各コースそれぞれ、エース区間とか山登りとか、抜いたり抜かれたりとか、タスキの受け渡しとか、すべての瞬間にドラマがあるんですよ。
走るときの苦しさとか気持ちよさとかがすごくよくわかります。苦しさなんてもう吐きたくなるほどだし、気絶しそうなくらいです。で、気持ちよさってのもまた空を飛んでるような感覚になるんです。そんなこともあるんです。
読み終わったら、うおおおおお! 走るぞ!ってモチベーション・メーター振り切れましたよ!
2009年秋に映画が公開されるそうです。公式サイト
(じつに)

風が強く吹いている

風が強く吹いている