なかなか止められなかった

ほおずき連のアイドルRちゃんの結婚披露宴で踊ってきましたよ。

案内された控え室は隣の本番の披露宴会場と同じ広さということで、シミュレーションしやすいことが幸いしました。また係員の説明によると、テーブルがびっしりでお客様も一杯なので、踊れる空間はドアの前と、その正面の新郎新婦席の左右のスペースぐらいとのこと。その情報に基づいて、鳴り物や踊りの配置を考え、出番の声がかかるまできっちりリハーサルしました。

★演出プランはこちらを参照http://d.hatena.ne.jp/hoozukiren/20080914#1222011348

さて本番です。披露宴会場の扉が大きく開けられました。僕は左の手首につけたストップウォッチをスタートさせました。今回僕は鉦担当で、踊り全体の進行も任されています。約10分間が我々に与えられた時間です。
踊り手が踊りながらゆっくり入場し、会場内に自分のスペースを見つけて散って行きました。

最初の約5分間はおのおの自由な踊りをやりました。出し惜しみしない踊りを力一杯披露しました。
つづいて1枚ずつにそれぞれ「お」「幸」「せ」「に」と書かれた4枚の団扇を提示する「お幸せにのおはやし」。
そのあとは会長からの挨拶。
最後に乱舞。
「踊りましょう」「踊ってよ」「踊れよ!」と互いに誘い合いながら、若い列席者から次々と踊りに加わりました。
新婦と同い年くらいの女性数人がまとまって新婦のそばで踊っていました。女踊りです。新婦もついに立ち上がり踊り出しました。「いちかけにいかけさんかけて‥‥」というお決まりの掛け声を掛けあっています。この女性グループは阿波踊り経験者のようです。
10分を超過したけれど、阿波踊りは盛り上がり続けます。お年寄りの列席者も提灯を借りて踊り出しました。これはなかなか止められません。僕も鉦を叩きながら前方に進出しました。

会長が近づいてきて「そろそろ終わり。1拍子」と言いました。
太鼓部隊に目配せして鉦の合図を送り、1拍子に切り替えました。
踊り手たちから順に踊りながら退場し、最後に大太鼓が一礼して退場しました。

新婦のRちゃん、そして新郎さん、ご結婚おめでとうございます!
(じつに)