「お幸せに」のおはやし

この日記は本当は9月14日に書いた物ではありません。
9月23日の結婚式に備えて21日に練習したあと、夜中に書いたのです。
結婚式の主役である新婦が「最新日記」を見て、演出がばれるといけないので日付を偽装したわけです。


連員の女の子の結婚式で阿波踊りを披露すると決まってから、よし、何か喜ばれる演出を考えてやろう‥‥、と密かに考えていた間に、真っ先に女踊りのMちゃんがアイデアを出してくれたものだから、「ち、やられたぜ!」と悔しがっている人もいることと思われます。


そのMちゃんのアイデアとは、それぞれ「お」「幸」「せ」「に」という別々の文字が書かれた4枚の団扇を4人の踊り子の背中に裏返しで差しておき、ここぞという場面で1枚ずつ提示するという演出です。
その場面での鳴り物を考えて欲しいとMちゃんから依頼されたので、考えました。『「お幸せに」のおはやし』と名付けました。


では『「お幸せに」のおはやし』を含む全体の流れを説明しましょう。


1.三味線ソロ
会場内に三味線弾きだけが登場し、津軽三味線風のソロ演奏を始めます。
途中から鳴り物が入場します。


2.太鼓イントロ
三味線ソロが終わったと同時に大太鼓の例のイントロが始まります。


3.踊り出し
ヤットサー!
ヤットヤット!
で、踊り手たちが踊りながら入場します。


4.『「お幸せに」のおはやし』の準備
十分踊ったと思ったら、鉦が「カンカンカンカン」と叩きます。
それを合図に、「お幸せに」の団扇担当者が「いい位置」に移動します。
「いい位置」とは、新郎新婦にも会場のお客様たちにも団扇が見える位置のことです。
「いい位置」が確保できたと判断したら、踊りリーダーのゲッチさんがかけ声をかけます。
「ヤットサー!」
「ヤットヤット!」
踊りも鳴り物を静止。


5.「お幸せに」のおはやし
鉦の「カンカンカンカン」を合図に、『「お幸せに」のおはやし』スタート。
写真参照。


6.乱舞&退場
乱舞では会場のお客様たちの踊り参加を期待します。
どんどん盛り上がってなかなかやめられなくなり、とうとう「心苦しいですがそろそろご退場お願いします」という意味のサインが係員から出されたら、そのまま踊りながら退場します。
(じつに)