正直悔しい。

ミラーボール

六本木のライブハウスにダンスのライブを見に行きました。
うちの長女と次女や、ほおずき連のMちゃん(小学生)も出演したからです。
そのほかにも娘のお友達がたくさん出て、ジャズダンスやヒップホップを披露しました。
このライブは18組のダンスチームが次々とパフォーマンスを披露し、観客の投票で優勝を争うというもので、ほとんどのチームは大人なんですよ。今まで何度も見に来てますが、今回はいちばんレベルが高かったです。
その中でもMちゃんはすごかった。キレのあるダンス! そして何よりも満面の笑顔で魅せてくれました。スターでした。


やがて女の子たちと男性一人の混成ヒップホップチームが登場したとき、僕はさかんに首をひねりました。
その男性が娘の友達のお父さんにそっくりだったからです。
でもまさかね。彼がダンスをやってたなんて聞いたことなかったし。それに上手すぎるもん。小柄な痩身が繰り出す手足のスピードもすごすぎる。400メートル全力疾走くらいの運動量は軽く超えてるんじゃないか。
全力疾走って言えば、そのそっくりの知人は走る人だ。運動会の父兄参加リレーではともに戦う関係だし、マラソンもやってるって聞いた・・・・・。
ん? やっぱり彼か!?
最初から全開のうえに、曲のビートがますます激しくなると彼は全開からさらにパワーアップ! 連続的な爆発力!


かっこいいじゃん・・・・・。


終幕後、彼をつかまえて「よかったよ」って伝えました。聞くところによると、なんとスタジオに通い出してまだ半年なんだそうです。才能があったのか。
「家で必死に練習してたわよ」と奥さん。
今日の成果は必死の練習があればこそなのだ。


正直悔しい。
僕も人前で踊りたくなった。
あ、僕には阿波踊りがある。
よし、高円寺で大太鼓抱えて踊ってやる。連続爆発をやってみせる。
と胸を熱くしながら心に誓うじつにでありました。
(じつに)