ポリバレント!

hoozukiren2006-05-28

サッカー日本代表トルシエ監督のころや、オリンピック代表の山本監督のころ、サッカーの解説で「ポリバレント」という言葉をよく耳にしました。
複数のポジションをこなす能力を言うそうです。
本来はミッドフィルダーである中田浩二選手が日本代表チームではディフェンダーとして出場することが多かったり、ディフェンダーとして主に活躍する阿部勇樹選手がフリーキックの名手でゲームメイクにも長けているような例などが挙げられます。


阿波踊りの練習では、あえていつもとちがうパートに挑戦することをよくやります。
会長は普段から「何でもできるようにしておけ」と言います。
阿波踊りの「ポリバレント」です。


先日の練習は、まるで「ポリバレント特集」でした。
提灯を団扇に持ち替えたり、扇子を提灯に持ち替えたり、踊り手が太鼓を叩いたり。
僕も大太鼓だけでなくカネもよく叩きます。


何でもできるようにしておく理由は、少人数の連なので融通が利くようにしているということがあるのかもしれません。
でもほかのパートを体験すると、客観的に自分のパートが理解できるという効果もあると思います。


それにしても踊りが専門の女の子達が、そろいもそろって妙に太鼓がうまいのには、いつも驚かされます。
(じつに)