全員が戦術を理解し状況把握を共有すること

大太鼓4人が菱形(ダイヤモンド)に並んでみました。僕が先頭。途中で振り返ってみたら、僕の後ろでV字形に並ぶ3人の大太鼓の大きく振り上げる腕と機敏なサイドステップが一致して躍動感が倍増していて、ほーと思いました。自分も含めたダイヤモンド陣形はかなり攻撃的なシステムに見えたんじゃないかな。
そうそう、サッカーでは中盤の4人をダイヤモンド型に配置するのはよくある戦法ですね。ジーコが監督だった日本代表もトップ下に中村、右に中田、左に小野、底に稲本という場面があったはず。


それはそうと、神楽坂ではビデオ撮影を買って出てくれた方がいて、おかげで、翌日の練習では早速みんなでビデオを見て、踊りをチェックすることができました。
気になったのが、浴衣を着た係員がやたらと踊り手に寄ってきて何か言っていることです。
ほおずき連の進み方が遅いのでもっと速く進めるように、と指示していたのでした。
たしかに高張りの前がかなりあいているようでした。
振り返ってみれば、神楽坂でのほおずき連の流しは、いつもに比べてかなり遅かったようです。
その原因はいくつか考えられます。
・神楽坂の急勾配の上り坂のせいで前進に難儀したこと。
・パレアナ連さんとの合同連だったため、いつもの2倍の長さで集団全体に重量感があったこと。
・ほおずき連の流し踊りがいつのまにか構成盛りだくさんになっていたこと。


そんな要因が重なって進行が遅くなってしまうのはしょうがないとしても、現場で臨機応変に対処して、すみやかに進行を調整することができるようになったほうがいいでしょうね。でもそれがなかなか難しい。


前の方の人は「うしろが押し上げてくれないと、勝手に先に進めない」と言い、後ろのほうの人は「前がどんどん進んでくれないと後ろが押し上げるスペースがない」と言います。そんな会話が先日の練習でありました。
なんだかこれもサッカーの戦術ミーティングでの会話みたいでおもしろいですね。


メンバー全員が戦術を理解し状況把握を共有しないと、演舞場(ピッチ)で起こるさまざまな局面にすみやかに対処できるようにはならないのだと思います。阿波踊りもサッカーも。
(じつに)


★ほおずき連 直近の出演予定

清瀬駅南口ふれあいロード夏まつり
とき:8月1日(土曜)午後5時から8時

アクセス:西武池袋線清瀬駅南口 ふれあいど〜り商店街
※8連が出演→東京葵連・紅連・苔作連・和樂連・朱雀連・ほおずき連・こうた連・藍響連
※最後にお客さん向けの阿波踊りレクチャーが開かれ、みんなで乱舞。


平成会しょうぶ苑納涼祭(春日部の老人ホーム)
とき:8月2日(日曜)午後5時から7時半
住所:埼玉県春日部市米崎389
※バンド、ダンス、盆踊り、そしてほおずき連の阿波踊り

★連員のみなさんへ
8月1日(土曜)清瀬駅南口ふれあいロード夏まつりの当日の行動予定は以下の通りです。

12:00… 草加発のグループは会長宅集合、柏組も同じ時間に柏集合
14:00… 現地控え室の商工会(東京都清瀬市松山2-6-23)に集合→着替えと食事
16:15… 控え室から出発
16:30… スタート地点にスタンバイ
17:00… 阿波踊り開始
20:00… 終了


8月2日(日曜)しょうぶ苑納涼祭の当日の行動予定は以下の通りです。

15:00… 草加から出発
15:30… しょうぶ苑到着→着替え
17:00… 納涼祭開始→食券をいただいて飲み食いし、お祭りを楽しむ
18:30… ほおずき連の出番
  ★阿波踊り流し(入場)15分
  ★盆踊り15分
  ★阿波踊りの組踊り15分
  ★阿波踊り流し(退場)15分
19:30… 納涼祭終了

(じつに)