輪郭くっきりの巨大アーチ

7月19日（日）蓮根ふるさとまつり。
予定よりやや早い6時10分ごろに演技開始。
会場の端っこでイントロ。そこからお祭り会場となっている広場をぐるっと流してステージ前へ。いったん区切るため、エンディング用の鳴り物と声の掛け合い「ほおずきレジェンド」（ひろさん命名）を披露。鳴り物チームは舞台下の客席から見て左側に配置。
組踊りスタート。

最初は女踊り２名と男提灯１名・男団扇１名による笛のみを伴奏にしたゆったり優雅な即興踊り。
途中からドカンと太鼓が入って高速の踊りへ。

あとはソロ、デュオ、そして集団演舞と立て続けに踊りを繰り出しました。
立て続けに繰り出したのは、舞台に空白を作らないように前の踊りが舞台を去り始めたらすぐに次の踊りを始めよ、舞台につながりがあるような構成をせよ、という会長からのミッションがあったから。

そんなときにヤマちゃんのソロがありました。当日急に志願したのですが、何を踊るかは本番まで謎でした。本業は提灯なのですが始まったソロは団扇でした。いつもの激しく飛び回る踊りとは打って変わって、ひょうきんさを打ち出した踊り。
でもなかなか終わらない。次の女踊り組がステージに上がり始めても降りない。始まってしまった女踊りに混じって一緒に踊り出す始末。女踊りの一人からお尻ではじかれて舞台端に撤退。でもヤマちゃんしぶとく舞台中央へ再進出。とうとう女踊り2人が力ずくで舞台から押し出したのでした。
つながりのある舞台交替というミッションを逆手にとって、コミカルな交替演出をぶっつけ本番でいきなりやってのけました。たいしたもんです。

そしてクライマックスはいつもの「だるまさんがころんだ」。そしてふたたび「ほおずきレジェンド」でエンディング。
お客さんたちにいっしょに踊りましょうと呼びかけて、鳴り物再スタート。それ踊れ！　やれ踊れ！

ふと気がつくと、お客さんたちの多くが東の空を指さしていました。どうしたの？　とつられて東の空を見上げれば、そこには壮麗な虹！　輪郭くっきりの巨大アーチ！　虹に見守られながら踊りを終了したのでありました。

控え室で全員の着替えが済んでからのミーティング（今回はびしっとやりました）で、「今まででいちばんいい出来だった」という会長からの総評。鳴り物もよかったと言われて一安心。なぜならば、前々回の練習で鳴り物を録音したものを聞いたら、太鼓のアタックがばらついてリズムがぼやけて聞こえ、がっかりしたから。リズムをびしっと一致させようと心がけて臨んだ蓮根ふるさとまつりだったのです。ほおずき連の踊りと鳴り物、ある程度はくっきりとした輪郭が描けたでしょうか。
※写真はえがさん提供。控え室の舞台（！）で天井からのライトを浴びて輪郭くっきりの記念撮影。
（じつに）
★ほおずき連　直近の出演予定

◆神楽坂まつり
とき：7月25（土曜）午後7時から9時
アクセス：JR総武中央線 飯田橋駅西口、地下鉄南北線・有楽町線 飯田橋駅、地下鉄東西線 神楽坂駅
※昨年に引き続き地元神楽坂のパレアナ連さんとの共演です。
※24日（金）も阿波踊りがありますが、ほおずき連は出演しません。22日（水）23日（木）はほおずき市です！
※公式ページ
http://www.syoutengai-web.net/kagura/maturi14.htm

◆清瀬駅南口ふれあいロード夏まつり
とき：8月1日（土曜）午後5時から8時

アクセス：西武池袋線、清瀬駅南口　ふれあいど〜り商店街
※8連が出演→東京葵連・紅連・苔作連・和樂連・朱雀連・ほおずき連・こうた連・藍響連
※最後にお客さん向けの阿波踊りレクチャーが開かれ、みんなで乱舞。