ジャンプとリズム感

長女が所属しているダンスチームが出場したダンスイベント「JスタSHOW劇場 Battle10」を観てきました。
エントリー22組とインストラクターたちによりショーケースをたっぷり堪能しましたよ。
長女のチームは小学生から大校生もいる10人の男女合同ヒップホップチームで、手足の鋭い動きがぴたっと一致しつつも、笑顔あふれる自由奔放なムードが伝わる高度なダンスでした。
ちびっ子中心ながらよく訓練されたチームに、注目すべきダンサーを発見しました。エグザイル風の剃り込みを入れた坊主頭の小学2年生か3年生ぐらいの男の子。激しい動きの合間の首のかしげ方、手首のひねり方、表情が決まる。センスがいいんですよ!
そしてよく跳ねる。高く跳ねる。


さて、ここで問題。高く跳ね、かつリズム感がいいということはどういうことか。
着地したときの床の音がビートと一致するということですね。
つまり、着地がジャストになるように、逆算して跳ねることができているわけです。
無意識の計算。


意識して計算してCGにした例として、Animusicの「Pipe Dream」っていう自動演奏装置のアニメーションを思い出します。
ボールが発射され弧を描いて落ちた先の弦や打楽器を鳴らす。リズムを正確に刻むように、楽器との衝突の時点から逆算して発射のタイミングを決定しているわけです。


さて大太鼓です。
腕を大きく振って打ち鳴らすとき、振りが大きすぎると、鼓面に到達するタイミングが遅れがちになりますね。
大きく振るなら、それだけ早めに振り始める必要があるわけですな。
遅れがちだと思ったら、コンパクトな振りに戻ってみてもいいかもしれませんね。
(じつに)