体力気力を使い果たす技術

草加市民ロードレース大会は雨で散々でしたよ。
あ、3月20日の大会で10キロの部で出場したんです。
散々だったっていうのは、なにしろスタートとゴールが設定されたメイン会場のそうか公園陸上競技場のトラックが、泥沼だったんですよ。
スタートしてトラックを1周と4分の3回るんですが、シューズが泥沼に沈み込むんじゃないかと心配しながらもう泥まみれで走りましたよ。
そこから一般道にコースが移ります。
初のロードレースで自信がないものですから、後ろのほうで地道に完走目指して走ってました。
自分と同じくらいのレベルの人を探してペースを守れ、って本に書いてあったので、たまたまそばにいた年配の人について走りました。
ところが、その年配の人、3キロあたりまで行ったら、どんどん先へと行ってしまいました。
いや、その人だけじゃなくて、周りの人もどんどん行ってしまった。
いやどうやら、僕が遅れだしたらしい。

脚は痛いのか? いや、太腿もふくらはぎも膝も痛くない。
息が苦しいか? いや特に苦しいということはない。
なのに、なぜか速く走れないんですよ。

沿道には、傘をさした応援の人たちがたまにちらほら立っています。協賛企業毎日新聞の小旗を1人で3、4本振っていました。雨がなければ1人1本になるのでしょうか。
「がんばれー!」と声をかけられれば、笑って手を振り返すぐらいの余裕がありました。なのに脚は速く回り出しません。

結果は51分55秒でした。ちょっと残念。ぬかるみや水たまりがなければ50分は切れたかも。
それよりも、体力気力を使い果たした感じがしなかったのが残念。体力気力を使い果たす技術の習得が課題かもしれません。
またレース出たい。
(じつに)