白いベレー帽の少女まで踊り出す

hoozukiren2007-10-22

20日(土曜日)と21日(日曜日)は、草加市民まつりでした。


◆ダンスステージ(1日目)
20日は長女と次女が野外ステージでのダンスショーに参加しました。


このショーが毎年すごくて、近所の小さいダンススタジオの女性の先生が構成・演出をしているんですが、ちびっ子からプロまで総勢50人ぐらいのダンサーたちを、次から次へといろんなユニットで舞台に送り出して、30分ものノンストップのショーとして完成させてしまうんです。


幼稚園児から小学校低学年のかわいい女の子たちは、ダンスの技術よりもかわいさで大喝采です。
小学高学年になるともういわゆる「エロカワイイ」を颯爽と表現できるようになります。
中学生の中には、プロのダンサーのレベルの女の子もいます。ときどき芸能活動みたいなこともやってるとか。
かと思うと発達に遅れがある子供たちもユニットを組んであの大きい舞台で堂々とダンスを見せてくれます。
そこに混じって先生のコネクションで来てくれたブレイキングやヒップホップのインストラクター、つまりれっきとしたプロのダンサーたちも、力のこもった熱い舞台を見せてくれるんです。
次から次へといろんな人のいろんなダンスが繰り出されるものだから、全然飽きません。うまい下手を越えて、すごく面白い。すっかり魅了されます。ユミ先生の構成力には驚かされます。
そのダンスショーのメンバーには、わがほおずき連の小学5年生の女の子コンビ、SちゃんとMちゃんもいます。
もうショーの核となる上級のメンバーなんですよ。


草加宿場まつり+草加市民まつりパレード(2日目)
21日はほおずき連がパレードコースに阿波踊りで参加しました。
延々と長い距離を踊り抜きました。ほんとうにお疲れ様でした。
鉦のえがさんは、右手首の負傷で鉦が叩けず、急遽先頭で高張り提灯を持つことになりました。
でも負傷した右手首にはあの重い鉄パイプの高張りはかなりの負担。大丈夫だったでしょうか。早くよくなるといいですね。
大太鼓デビューを果たした小学5年生コンビのそれぞれのお父さんたちは、飄々と最後まで叩き切りました。
終わってから「なんだ、これならもう1周できるな」と豪語したMちゃんのお父さん。すごい体力です。
大太鼓5基、締太鼓2台、鉦に三味線に笛、さらには鼓も含んだ編成で臨んだ今回の鳴り物は、ほおずき連史上最高の力強い響きを生み出すことができたと思います。
その響きに乗って、踊りも生き生きとしているように見えました。


ところで小5コンビの一人Mちゃんは、その日小学校の鼓笛パレードにバトントワラーとして参加するために、残念ながら阿波踊りは不参加でした。うん、たしか不参加のはず。
ところが、最後の最後、白いシャツに白いスカートに白いベレー帽の少女がいつの間にか混じって踊っている‥‥。
あれは‥‥、Mちゃんではないか!
鼓笛パレードのあとほおずき連を見に来て、いても立ってもいられず阿波踊りに混じってしまったようです。
踊らにゃ損損♪


終わってから、北コミセンで着替えと休憩をして、そしてお弁当を食べました。
そこで、ほおずき連としては珍しくちょっと反省会みたいなことをやりました。
生き生きと踊っているように見えたけれど、いろいろと納得のいかない点があった人もいたようです。
ただ単に「楽しかった!」だけで終わらないわけですね。それが次につながる力になります。
ぽっかり大きなスペースがときどき生まれる点が気になる、という声もあがりました。
たしかにちょっと気になりましたね。
スペースをどうかするなら、全体の構成を考えなくてはいけない‥‥。
全体の構成があってこそ個人の魅力が引き立つということは確かにあるだろうな、と前日の野外ステージのめくるめくノンストップダンスを思い出したりしました。
(じつに)