メーターの針を振り切ったまま踊り続けました

高円寺が終わってしまいました‥‥。
夕べは喉が渇きと全身の筋肉痛で何度も目がさめました。


★1日目

桃園演舞場からスタート。
とうとう本番であばれほおずきをやりました。
前衛へ駆け上がると、なんという広さ! 広すぎ! 心細い‥‥。
そして鉦の音が後方に遠ざかってしまいました。
後ろの連がスタートすると、その大音量がかぶってきてあせった。
場内放送が聞こえましたよ。
「おや? 大太鼓が駆け上がってきました。いったい何が始まるんでしょう!」
ちょっと気分いい。


3つ目のみなみ演舞場あたりで、みんな個人パフォーマンスが派手になってきましたね。
なにしろエレキ三味線を弾く人やおかめのお面をかぶったまま踊る人など、前代未聞のパフォーマーを擁するパレアナ連さんが合流しています。
太鼓も3人ともがんがん前に上がったり、観客に寄って行ったりノリノリでした。
なかでも先頭で踊っていたやんちゃ坊やが一番ウケていたそうです。末恐ろしいお祭り男です。


ところが僕はジャンプしたあと、右脚のふくらはぎに印籠がぶつかってズキっと痛くなったのでした。その直後は痛みをこらえていて、ろくに叩けていません。
ちょうどそのあたりに知人がたくさん見に来ていたんですよね……。(涙)


個人賞はキラさんの娘さんがゲットしました! おめでとう!


★2日目

開会前の駐車場で、柏支部の女踊りさんが脚のマッサージをしてくださいました。なんと鍼灸師でありマッサージのプロ。
脚がだいぶ楽になり、無事にあばれることができました。どうもありがとうございました。


パル演舞場は高円寺の聖地です。
この狭いアーケードの観客の盛り上がりは普通じゃありません。
行けども行けども両脇の異常なハイテンションが途切れないんですよ。
なんてすばらしい街なんだ!
こちらもメーターの針を振り切ったまま踊り続けました。
でも、長いぞパル! ゴールが遠い‥‥。
最後は失神しそうになりましたよ。


興奮の夜が明けて、ちょっとだけ冷静になって考えたこと。
広い演舞場では、もうちょっとスペースを詰めたほうが見栄えも良かったかもしれないと思いましたがどうでしょう。
あとあばれやフリーパフォーマンスをより効果的に見せるためには、その前に整然としたところを我慢して見せておくほうがいいかもしれないとも思いました。メリハリね。


★お知らせ
9月1日土曜日、鳴り物部だけ出張があります。ある結婚式で踊りの伴奏をしてきます。
9月8日土曜日、午後7時、打ち上げです! 場所は未定です。
(じつに)