ただ歩くとあっけない距離

hoozukiren2006-08-25

虎ノ門に用事で行ったついでにふと地下鉄丸の内線で新高円寺に行ってしまいました(全然ついでにならない?)。


青梅街道から阿波踊りのメイン会場となる通りに足を踏み入れたら、飾りつけや桟敷がしっかりできあがっていて、翌日の祝祭の準備は万全です。
みなみ演舞場、高南演舞場、そして我々のスタート地点、桃園演舞場をさかのぼって歩いてみました。
通りの両脇を観客が埋め尽くすと、意外と狭く感じる通りかもしれません。
それぞれの演舞場、ただ歩くとあっけない距離ですね。
でも踊りながら進むと、果てしない距離に感じるのでしょうね。


歩きながら、僕はあさって観客としてじゃなくて踊る側の人間としてここに来るんだ、とちょっと特権的な感慨にひたっていました。


そのあとアーケード商店街、パルに入ってみました。感動的な狭さです。こりゃ観客がものすごく近いぞ! 残念ながらほおずき連は今年はここを踊りません。


阿波踊り用品を売っている店がありました。
ぼうっと見ている間に、次々と客が来て、足袋だの印籠だのを買っていきます。
高円寺の住民の阿波踊り関係者の比率はすごいのかもしれません。
なんだかそこらじゅうにいる人がみんなどこかの連に属しているような気がしてきました。
踊る側の人間なんて全然特権的じゃありませんか・・・・・。そうですか。
(じつに)