一拍子にも挑戦する
ほおずき連は、一拍子にも挑戦しようとしています。たまに、ここぞという場面でリズムを一拍子に切り替えようというのです。
ところで、伝統的ないかにも阿波踊りらしい「ドンコドンコドンコドンコ」という跳ねるリズムは二拍子と言われます。一拍子は跳ねない「ドコドコドコドコ」というリズムで、エイトビートか、サンバのようです。
南越谷阿波踊りでは、一拍子はご法度です。それもあって、ほおずき連は高円寺阿波踊りに参加します。
わが連の鳴り物チームは、カネは二拍子で大太鼓は一拍子、という組み合わせを当初試みていました。ですが、これがなかなか難しいんです。僕は大太鼓担当なのですが、叩きながら、カネに合っている気がぜんぜんしません。
先日、去年の徳島の阿波踊りを紹介するNHKの番組の録画ビデオをたまたま借りることができました。それを見たら、苔作という、じつに男くさい連が登場して、強烈なエイトビート、つまり一拍子をたたき出す光景がありました。カネはどうやっているかというと、跳ねません。一拍子でした。
さっそく、練習で、カネも太鼓も一拍子、という組み合わせを試しました。これはフィットしました。
この路線を追求しようということになりました。
(じつに)