完璧なシンクロ!壮麗な舞踊!

つべこべ言わずにこのビデオを見てほしい!

偶然出会ったダンスのビデオを何気なく見ていて、女性の背後から孔雀の羽がフッと出現したときCGかと思いました。そしてその孔雀の羽が無数の手であることを知ったとき、驚きのあまりおぞましいとさえ思いました。悪趣味なCGかと。そう、まだわかっていなかったんです。あれがダンサーたちの生身の腕であることを。
キラキラ輝きながら瞬間ごとに様々な形を作る無数の腕。指先、爪の先まで繊細に神経が行き届き、完璧にシンクロしているんです。その壮麗なこと! どこまで訓練したらここまで完璧に全体がひとつになるんだろう。


しかもこのダンサーたちがみな耳が不自由であると知ったときの驚きときたら!


調べたら、このビデオは「千手観音」という演目で「中国障害者芸術団」に所属する耳が不自由なダンサーたち21人によるものなのだそうです。中央で踊っていた人はTai Lihua(台麗華)というそうです。覚えておきましょう。
おや!今現在、日本各地で公演をしているところだったんですね。来年追加公演があるぞ!
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(じつに)